コンテンツにジャンプ

仙台日東エースHOME雨漏り・防水工事 > 雨漏りの仕組み

雨漏り・防水工事

雨漏りの仕組み

ここでは、雨漏りの原因となる例を図解でわかりやすく説明します。屋根の材質・形状もさまざまですが、雨漏りの仕組みが事前に少しでもわかっていれば原因究明が早くでき費用を抑えることにもつながります。一部ではありますが、以下のような雨漏りの事例を参考にしていただければと思います。

雨漏りの要因

この「例1」は、現在もっとも多い木造住宅のスレート屋根の場合です。スレートに打ち付けた釘がルーフィングと野地板を貫いて、天井裏に突き抜けている様子です。釘の周りに染み込んだ雨水は野地板に溜まり、やがてしたたり落ち、断熱材に溜まり、断熱材からにじみ出た雨水は天井から室内へ入っていきます。このように、雨が降ったのにすぐに雨漏りしない、天井に漏水がにじむ程度だとしたら断熱材に水が貯まって、実は雨漏り寸前のところまできていたというケースもありえます。(いつも家の中がジメジメしていて湿気っぽい場合は、一つの例として天井や壁の中の断熱材が漏水を吸収して、そのような現象が起きているのかもしれません。)
また、台風の影響が多い地域では軒天井から雨水が吹き上がって外壁の内側へ伝わることもあります。

例1 屋根[スレート屋根の場合]

次は「例2」ベランダですが、経年劣化による窓枠のシーリング部分から漏水が発生。FRP防水層の経年劣化によるひび割から雨水浸入。それと、笠木から雨水浸入で部材腐食。ベランダは雨水が入ってきやすい場所なので、築年数が10年以上のお家は特に注意が必要です。

例2 ベランダ

例2 ベランダ(2)

雨漏り被害の様子

上記で説明したような場合も含め、お家の外装各所から雨漏りの可能性があります。目視できる場所からそうでない場所までさまざまです。

  • 雨漏り被害の写真01

    上記で説明したような場合も含め、お家の外装各所から雨漏りの可能性があります。目視できる場所からそうでない場所までさまざまです。

  • 雨漏り被害の写真02

    バルコニーの排水溝下の接続パイプの継ぎ目より漏水し、バルコニー下の軒天井に水ジミが出ている様子。

  • 雨漏り被害の写真03

    外壁クラック(ひび割)から雨水が浸入して、外壁材(サイディング)が凍害により破損、断熱材にカビが発生した様子。

  • 雨漏り被害の写真04

    外壁より雨水が浸入し、床下土台などが激しく腐朽。腐朽菌が発生し大規模な修理が必要となった様子。

  • 雨漏り被害の写真05

    屋根より漏水した水が、和室の天井材にシミを作った様子 1

  • 雨漏り被害の写真06

    屋根より漏水した水が、和室の天井材にシミを作った様子 2

窓枠/防水テープ貼り順ミスによる例

窓枠/防水テープ貼り順ミスによる例のイラスト

目に見えない雨漏りの場合、このような窓枠を施工する段階でのミスも考えられます。実際、新築したお家でこのような例がありました。施工してからでは一見、要因がどこにあるかわからない例もあるのです。まさか、こういう所に雨漏りの原因があるとは思いませんよね。

現代住宅[高気密]の雨漏り例

現代住宅[高気密]の雨漏り例のイラスト

昔の日本家屋はすき間風はあたり前でしたが、今の住宅はほとんどが気密性能が上がっています。高気密は、その名の通り「気密性が高い」ことですが、気密性が高いということは、室内が密閉されていて空気が逃げにくい。お家の気密性が高いとドアの開閉が重く感じるのはそのせいです。これが、雨漏りと何が関係あるか?というとおおいにあるのです。上記の例ですが、高気密の新しい住宅から雨漏りのご相談を受けたときのことです。どこからか雨漏りしているようだが、原因がわからないから来てほしいということでお邪魔したところ、原因らしきものが特に見あたりませんでした。しばらく点検をしていると壁の小さい穴(1.0mmも満たない穴)から水が入り込んでいるのを発見しました。原因は、換気扇を回すと家の中の気密性が高いために負圧状態になり、外の空気が家の中へ入り込んで雨水が壁の穴から入ってきていたのです。昔の家屋では考えられない、現代の漏水の例です。

住まいのメンテナンス専門店 仙台日東エース株式会社 無料相談承っています。フリーダイヤル 0120-775-120 営業時間9時から18時 日曜定休

お問い合せフォームからのご相談

ページのTOPに戻る