外壁の塗り替え塗装をお願いした一番の要因は、壁に入ったひびを見つけたからです。大震災で仙台市泉区でも多くの家屋が甚大な被害を受けていましたが、我が家はそれに比べると大きな被害はなかったと思っていたのです。しかし、心配した孫が家屋の周囲をまわって確かめてくれたところ、壁に大きなひび割れがあることがわかりました。大震災以降も地震が続いているので、安心して暮らすためには修繕の必要があると強く感じました。
そんな折、我が家の庭の手入れをしてくれている造園業者さんが訪れたので相談してみました。そこで紹介されたのが仙台日東エースさんです。つきあいが長く信頼している業者さんからの紹介だったので、さっそくお願いすることにしました。
すぐに工事に入ったのではなく、家屋の「外装劣化診断」からしていただきました。診断結果をDVDで映像として見せてもらったのですが、私どもが気づいていなかった破損個所などもあり驚きました。自分たちでは見えにくい箇所もありますので、映像で見せていただけると非常にわかりやすかったです。
工事は3月1日から始まりました。年齢の若い職人さんでしたが、丁寧にしっかり仕事をしていただき満足しています。工事をしていただいた時期はまだ日が短かったので、暗くなるまで作業をしていただきました。とくに高圧洗浄の日は寒い日でしたので、大変そうだと思って見ていましたがプロは違いますね。段取り良く作業されていました。
こうした作業の工程は『交換日記』を読み返すと、ありありと思いだすことができます。毎日、仕事が終わると職人さんがその日の作業の記録などを記したノートを渡してくれ、私どもはそれを読むのを楽しみにしていました。外壁のメンテナンスは今回が初めてではありませんでしたが、これまでの業者さんではこうした交換日記のようなものはなく、今回は作業の工程がわかってとても安心でした。工事が終わってからも『住まいの塗装履歴書』の中に入れて大切に保管してあります。
我が家は住宅地にありますが、周囲は自然環境に恵まれていて、季節の移り変わりが感じられる立地です。ただし、秋になると落ち葉が悩みの種でした。落ち葉が風に舞ってきて屋根の雨どいを詰まらせてしまうのです。雨どいですから掃除しようにも危険をともなうこともあり簡単にはいかず、毎年の困りごとでした。
こうした話を外壁の塗装作業の中間検査に来てくださった営業の佐藤さん、黒澤さんにお話ししたところ「落ち葉ネットというものがありますよ!」と教えてくださいました。雨どいに落ち葉などが入らないように被せるネットがあるというのです。当初の工事の予定にはありませんでしたが、「足場を組んでいるうちに取りつけてはどうですか」と提案していただいたのでお願いすることにしました。これで次の落ち葉のシーズンの心配がなくなってホッとしました。ちょっとした気づかいがうれしく感じました。
また、台風のときに換気扇の通風孔から雨水が吹き込んだことがありました。とてもひどかったことを話すと、外側に換気扇カバーをつけてくださいました。私は塞いでもいいと言ったのですが、「それでは困ることもあると思います」と後々のことも考え配慮してくれました。
さらには、玄関の鍵が不調で不便していたことにも気づいていただき、シリンダーの交換をして鍵を直してもらいました。壁や屋根のことだけでなく、家屋に関することは細かいことまで相談できるのがありがたかったです。
外壁の塗装については、工事が進んで日に日にきれいに塗り替えられていくのをうれしく見ていました。工事が完了してひび割れが修繕され、今はとても安心しています。ひび割れを見つけてくれた孫にも見てもらい、孫も「きれいになってよかったね」と言ってくれています。仙台日東エースさんを紹介してくれた造園業者さんも塗り替え工事が終わってから訪問してくれ、仕上がりを見ていきました。
安心して暮らせるようになったこと、そしてきれいに仕上がった我が家に住めることに日々喜びを感じています。
営業の佐藤より
外壁のひび割れにはコーキング剤を充填し、それから防水性の高いジーニスコートEX300で塗装しました。これはひびの補修であるとともに、ひびが入りにくくする塗料です。これで耐久年数が外壁は15~20年ほど延びます。大切な家屋ですから、これからも長く安心して住んでいただけるよう末永くサポートさせていただきます。
また、外壁や屋根の塗装はもちろんですが、住まいに関してお困りのことがあれば何なりと相談していただきたいと思っています。MK様のように塗装以外でもお話していただけると、こちらからもさまざまなアイディアをご提案することができます。より快適に安心して暮らせるように、住まいのメンテナンスについて一緒に考えていければ幸いです。