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施工前の状況［ビデオ診断結果］

■屋根部分

屋根／2階屋根部分が紫外線などの影響で、塗料成分の劣化により、広い範囲で塗装が変退色し、防水機能が低下していました。チョーキングテストを行なった結果、チョーキング現象が見受けられました。塗膜の樹脂と顔料が分解され、顔料が粉化しています。防水機能が低下しているサインです。端部を押さえている金物のジョイントの一部にサビが見受けられました。早期にサビ止め塗装をする事で肥大を防ぐ事ができます。南側の折半屋根端部のカバーの部材が一部サビの発生が見受けられます。早期にサビ止め塗装をする事で肥大を防ぐ事ができます。破風にもサビの発生が確認できました。早めのメンテナンスが必要です。テラス屋根の一部が変色していました。劣化の進行が懸念されます。バルコニー下の屋根はコーキングが経年劣化により弾力性が低下し、大きな亀裂が生じた状態でした。水が浸入すると外壁のふくれや反りの原因となります。

■外壁部分

外壁南面／バルコニー内壁部分は紫外線などの影響で、塗料成分の劣化により、広い範囲で塗装が変退色し、防水機能が低下していました。外壁には、細かいひび割れが多数発生していました。ひびの拡大が懸念されます。雨戸にはチョーキング現象が発生していました。塗膜の樹脂と顔料が分解され、顔料が粉化していました。防水機能が低下しているサインです。
外壁北面／基礎にクラック幅約0.5mm基礎に水が浸入すると内部の鉄骨のサビの原因になります。10倍スコープを使って外壁を拡大した映像をチェックしました。細かいひび割れが確認できました。他外壁表面にコケの発生が見受けられました。塗膜の防水機能がなく、基材が湿気を含み傷みが進行しやすい状態です。