UVプロテクトクリヤーはセラミック系樹脂を使用しています。緻密で強力に結合した分子構造と紫外線吸収剤の働きで、外壁の劣化を長期間おさえます。サイディングボードを新築時に近い風合いのまま、長期間維持できます。
紫外線が塗装面を浸食、ひび割れや雨ジミの原因になります。
硅素(Si)と酸素(O)の強力な結合のため紫外線での劣化はほとんどありません。紫外線の吸収剤の働きで、外壁塗装の色落ち、色あせを防ぎます。
塗膜を劣化させる紫外線領域(280~400nm)の測定数値
UVプロテクトクリヤーは施した外壁なら、表面に付着した汚れを、雨が浮かせて流すことができます。さらに、UVプロテクトクリヤーには防カビ・防藻性があり、カビ菌や藻の発生を長期間にわたり抑制することができます。
雨垂れ暴露促進試験による汚染性能試験
雨垂れ暴露促進試験による汚染性能試験
屋外にて塗板を暴露し、雨筋状の汚れのつく程度を目視により測定します。試験開始6ヶ月後では、一般のシリコン樹脂塗料やウレタン樹脂塗料と比べて、雨筋状の汚れが少ないことがわかります。
化学的結合により、陶器・磁器タイルと強靱に付着し、外壁タイルや目地部分を炭酸ガス、酸性雨、凍結から長期間保護します。
強固なシロキサン結合により、光沢低下や変色が極めて少なく、高耐候性を発揮します。(JIS A 6909 耐候形1種相当です。)
特殊セラミック成分による親水化技術が、非常に優れた超低汚染性を発揮します。
弱溶剤系であるため、臭気がマイルドです。もちろん鉛などの金属を配合していません。ホルムアルデヒド・クロルピリホスも配合していません。
クリヤーによるタイル面生地仕上げでは、つや有り、3分・5分つや有りから選べます。また、エナメルやカラークリヤーによるタイル面着色仕上げも可能です。
最先端のバイオ技術により、藻・カビの発生を抑制します。
ファイングラシィSiは、タイル表面と安定したシロキサン結合によって架橋し、強靱に付着します。経年により劣化したタイルをリフレッシュし、タイルや目地部を炭酸ガス、酸性雨、凍害、そして汚れなどから長期間保護します。また、幅広い品揃えで、様々な仕上げを選択でき、タイル面を美しくよみがえらせます。リフレッシュした外壁表面は、ナノレベルの非常に薄い水膜を張り、非常に優れた防汚効果を発揮します。
屋外にて塗板を暴露し、雨筋状の汚れのつく程度を色差により測定します。試験開始6ヶ月後では、非低汚染形塗料と比べて雨筋状の汚れが少ないことがわまります。
※△Eの数値が小さいほど、耐汚染性に優れていることを示しています。
※建物の構造によっては低汚染性が発揮されにくい場合があります。
劣化促進機「ウェザーメーター(キセノンランプ)」の照射時間に対する光沢の保持率により耐候性の分類をしています。ファイングラシィSiクリヤーは「耐候形1種」の基準を上回る結果を示し、特に耐候性に優れた塗料といえます。
※試験体は、基材にスレート板を用いています。