一番良い塗料は何?
冒頭から拍子抜けするかもしれませんが、この塗料が一番いいと言うのは決められません。何故かと言うと、開発段階で目的がそれぞれ違うからです。
毎年沢山の種類の塗料が作られますがその中から一つを選ぶ作業は至難の技です。
今後のメンテナンスにも関係してくるので慎重に選んで頂きたいです。
経験豊富な塗装業者のアドバイスを参考にして下さい
塗装業者さんのHPやチラシなどである程度、塗料の種類や価格帯などはイメージがついているかと思いますが、実際の中身についてはイマイチわからないというのが実情だと思います。
信頼できる業者に工事を任せるためには、先ずは業者さんを呼んで実際に話を聞く事が大事です。調査に来る営業マンと実際に塗装する職人は違いますが、営業マンの知識や態度で来る職人さんも想像がつきます。仙台でも有名なリフォーム会社さんでも工事現場を見ると法令違反の足場で作業をしていたり、職人さんがヘルメットも被らずに作業をしていたりと、なんでもありの現場を目にする事もあります。この様な現場の担当営業マンは残念ながら塗装の素人です。
職人さんに適切な指導や作業環境を準備出来ないという事は、そもそも知識が無いからです。
気をつけて下さいね
話がそれましたが、営業マンは、塗料に対する知識や優良施工の基準がしっかり説明出来る方が理想です。
材質や劣化状況によって最適な塗料は変わります
正しい知識を持った調査担当者が診断をして建物の痛みの状況や屋根・外壁などの素材を確認します。その時、出来れば建物の設計図がある場合は見せてあげて下さい。新築時の材質や商品名が分かるとより精度の高い提案ができます。
耐久性と効果
塗料の役割は、紫外線から守る耐候性や見た目を綺麗にする美観性、雨水の浸入を防ぐ防水性、錆を防ぐ防錆性など他にも沢山あります。
美観を長く維持する塗料、遮熱塗料、断熱塗料、防水塗料などなど。
これらの中から何が必要かはアドバイスを聞いた上でお客様自身が決める事になります。
耐久性は塗装のサイクルに関係する重要な部分です。今回の塗り替え工事を極力安くしたいのか、長い目見てコストを抑えるかはよく検討して下さいね。
まとめ
我が家にあった塗料を選ぶ事は、大変難しく、かつ重要な作業です。間違いない塗料選びは、大切な我が家をしっかりと診断できる業者さんが、診断の結果勧めてくれる塗料の中から選ぶのが一番です。